廣木 光一 Hiroki Koichi
ギタリスト・作曲家/川崎市出身
音楽家はいない家系に育つも祖父と伯父の影響でジャズ、クラシック、マーチ、ラテン、邦楽など様々な音楽を耳にする。ロックに夢中になった中学時代、急転報道写真家に憧れベトナムに行くつもりになる。18才、自分に最も合う表現方法は幼き頃に聴いたジャズだと思い込む。遅いスタートでもできそうな楽器はとなんの根拠もなくギターを選ぶ。日本が好景気に向かう時代どさくさに紛れ生業と。…歳を重ね、つくづく弦楽器で良かったと思っている今日この頃。
音楽歴:1975年、自己のグループを作りオリジナル曲を中心に演奏活動開始。古澤良治郎(ds) 渋谷毅(p) リーオスカー(harm) 坂田明(as)を始め多くのグループに参加。2023年現在、アコースティックソロギターや自己のユニット、セッションなど全国のライブハウスで活動中。ジャズギタリスト高柳昌行(91年没)に師事。アルバムは、
『Raizes(ハイジス/青木カナ&廣木)』
『Alvorada/廣木, 吉野弘志』(共に20年/配信)
『Águas De Maio 五月の雨/廣木, 渋谷毅(18年/CD)』
最新作『Mais Azul Que Blue/空と海とBlue/廣木光一』
廣木光一音楽塾主宰 オンラインレッスン
映画歴:酒井充子監督の4作品で作曲と演奏。
『台湾人生/08年』
『台湾アイデンティティー/13年』
『ふたつの祖国、ひとつの愛 〜イ・ジュンソプの妻〜/14年』
『台湾萬歳/17年』
Unit
HIROKI BAND
Since 1999
不動のメンバー四人は、押しも押されぬジャズ界の至宝ピアニスト田中信正、作編曲・プロデュース・文学との融合にも取り組む異才のベーシスト飯田雅春、しなやかさと広い視野から繰り出す躍動と色彩のドラマー羽生一子、そしてソロギター・ドキュメンタリー映画音楽・音楽塾主宰など演奏・作曲・指導に40年のキャリアを持つギタリスト廣木光一。HIROKI BANDは廣木オリジナルを中心に、ジャズやブラジルの名曲、飯田の作品も加え、自由かつ奥妙、緊密なアンサンブルが特徴である。
20周年に寄せて
ソロ活動をするミュージシャンが、セッションを重ね、音楽的方向や気が合う者同士が自然とその機会を増やし、次第に形成されて行くのがジャズの世界での”バンド”だ。プロデューサーやレコード会社が戦略を練った上で作り上げるユニットとは趣を異にする、継続するライブ活動が生む必然の集合体。自然発生故に記録も無く、記憶も曖昧な中、今回、20年前にタイ国に招聘された際の資料が出てきて、少し足取りが掴めてきた。思い出したところで何かが起きるわけでは無いが、これまで応援してくれた方、お世話になった方々に御礼を申し上げるチャンスを戴いたのだと思う。
2019.12.20
Social Activity
特定NPO法人 JCV 世界の子どもにワクチンを 日本委員会
廣木光一はJCV<世界の子どもにワクチンを日本委員会>を応援しています。世界でワクチンがないために命を落とす子どもは、20秒に1人。
困窮、戦争、文化…さまざまな理由で医療行為を受けられない子供。そのこども達にワクチンを届けようと世界中を奔走、支援し、啓発を促しているNPOがJCVです。廣木はCDの売上及びソロライブの収益の一部を寄付し、またその実情をお伝えし、募金をお願いしています。
皆さまのご支援に心より感謝申し上げますと共に、今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。