
佐藤えりか セッション @渋谷・琥珀
佐藤えりか セッション vol.3
佐藤えりかb 田中信正p 秋元修ds 廣木光一g
2025.12.22 (月)
open 19:00, start 20:00 (2set)
渋谷・琥珀/03 6455 0505
150-0042 東京都渋谷区宇田川町17-1
music & table charge:¥3:000 (要2オーダー)
※music & table chargeのみ現金でお支払い下さい
飲食代はクレジット タッチ決済ご利用戴けます
ご協力よろしくお願いいたします

SANAE SINGS IN TOKYO 2026
SANAE SINGS IN TOKYO 2026
コジマサナエvo 廣木光一g
2026.1.11 (日)
千歳烏山・TUBO/03 5313 8151
open 16:30, start 17:00
¥3,500 (要1order)
157-0062 東京都世田谷区南烏山6-8-7 楽多ビル2F
コジマサナエ代表作!”Unconditional Love“
コジマサナエvo 安ヵ川大樹b 廣木光一g
DNCD-04 ¥2500+税
1.Come Rain or Come Shine♪ Johnny Mercer / Harold Arlen
2.When I Fall In Love♪ Edward Heyman / Victor You
3.白い花♪ コジマサナエ
4.Overjoyed♪ Stevie Wonder
5 Nica’s Dream♪ Horace Silver / Weaver Copeland
6.突然の贈り物♪ 大貫妙子
7.Ribbon In The Sky♪ Stevie Wonder
8.Blue Skies♪ Irving Berlin
9.Everything Happens To Me♪ Tom Adair / Matt Dennis.
10.救済♪ コジマサナエ
11.Loving You♪ Richard Rudolph / Minnie Riperton
12年前 (2014年) のCD “Unconditional Love” ライナーノーツから
コジマサナエさんのこと 廣木光一
初めてサナエさんと会ったのは千葉県市川市にあったライブハウス”りぶる”で1997年の事だった。当時月例で行っていたワークショップは、首都圏のアマチュアミュージシャンや、地方公演時に声をかけた人達も来京の折りに参加、私のバンドメンバーや他のプロミュージシャンもサポートしてくれ、多くの人達の出会いと交流、腕試しのチャンスとなり、私自身にとっても大切な場所になっていた。そこにサナエさんが来てくれた。その時既にプロとして活躍していたとは言え、他所の町で見知らぬセッションに飛び込むのは容易いことではない。大勢の参加者の一人として緊張気味におとなしく順を待ち、やがてサナエさんの番が来た。
歌ったらおとなしくなかった。躍動、解放、叫び、祈り…様々な感覚に溢れる熱唱。そこにいたみんなが感性とパワーに圧倒された。そして裸足だった。
これをきっかけに彼女とライブで演奏するようになった。ソウル、ゴスペルをルーツにジャズ、日本の古い歌やポップスにも興味を示していたが、やはりオリジナルへの拘りは強かった。自分の言葉で自分のメロディを、自分のアドリブを織り込んでというスタイルを、きっとボーカルに転向する前からイメージしていたのだろう。
関東でのライブ活動を重ねるうちに、得られる物と得られない物の色分けがはっきりしてきた。機という事にも勘が働く彼女は2003年、迷わずNYに拠点を移した。神に祈りお告げを乞うだけではなく、地域の大事なコミュニティでもある教会。そこでシンプルな歌と大きなリズムを共有する、この日常が音楽のベースにあるアメリカ。日本では希薄だったそういう環境に身を置き、社会の繋がり、音楽の成り立ちを体感した。人間の感覚、思考と行動の連鎖が生み出すリズムというものの根っこを掴んだに違いない。
10年間のNY生活後は、生まれ故郷岡山に居を構え、休む間もなく新しい環境作りに邁進した。地元ミュージシャンとのセッションを頻繁に企画する。それは、居住地で、生活圏内で生まれ育まれる音楽の重要性とリアリティを知っているからだ。そこを基盤に近県、東京へも以前より積極的に向かう盤石な態勢が整った。そんななか会うべくしてベーシスト、プロデューサーの安ヵ川大樹氏に出会う。奇しくも同い年、意気投合し音楽と活動の場は一気に広がった。
サナエさんの周りには人が集まる。みんなサナエさんに相談する。サナエさんはいつもみんなの心配をしている。だからこの人はついつい自分の事が後回しになってしまうことがある。でもこの人柄だからそういうときは誰かが手助けしてくれる。彼女が中心となって岡山で立ち上げたワークショップには大勢のミュージシャンが参加する。そのジャンルが限定されないことも、音楽、人間づきあいの広さからだ。「よかったよ~!」「こんどこうゆんやってみたら」「あの子と合うんじゃねんかなぁ…?!」と声をかける。バンドメンバーへの連絡、会場探し、楽器の調達、周知ほか人の手を借りたいことが山ほどある手作りライブの準備作業にも日々奔走する。
もちろんステージで歌うときだけだが今も裸足である。アンテナの感度を最大に上げる。その先には地球の反対側や宇宙までもが視え何かを感受しているのだろうか。はたまたその場の質感を逃すまいとしているのか。床が真冬のコンクリートでも同じだ。横でギターを弾いていていつも思うのは、この人はバンドの上に乗っかって歌をうたうのではなく、メンバー全員とお客さんと共鳴することを望んでいるということ。理想の音楽を目指す道のりはこれからも続くが、たとえそれが遠回りでも彼女が選ぶ道に無駄なものは一本もない。そんなサナエさんの信条が本作タイトルにも表れている。(2014/8)

トミ藤山CD「TOMI SINGS JAZZ」リリース記念
トミ藤山CD「TOMI SINGS JAZZ」リリース記念
トミ藤山vo 渋谷毅p 飯田雅春b 廣木光一g
2026.1.12 (月) [昼の部]
13:30 open, 14:00 start/¥5,000(税別/Drink別)
@PITINN/03 3354 2024
160-0022 東京都新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1
予約:ピットインサイト及び電話(03 3354 2024)

TOMI SINGS JAZZ 収録曲
1.The Shadow of Your Smile
(Johnny Mandel, Paul Francis Webster)
2.Summertime
(George Gershwin, DuBose Heyward, Ira Gershwin)
3.Stardust
(Hoagy Carmichael, Mitchell Parish)
4.September Song
(Kurt Weill, Maxwell Anderson)
5.My Funny Valentine
(Richard Rodgers, Lorenz Hart)
6.Fly Me to the Moon
(Bart Howard)
7.Georgia on My Mind
(Hoagy Carmichael, Stuart Gorrell)
8.‘Round Midnight
(Thelonious Monk, Cootie Williams, Bernie Hanighen)
9.It’s a Sin to Tell a Lie
(Billy Mayhew)
10.I Left My Heart in San Francisco
(George Cory, Douglass Cross)
11.Danny Boy
(Traditional, Frederic Weatherly)
12.The Days of Wine and Roses
(Henry Mancini, Johnny Mercer)
13.Tennessee Waltz
(Pee Wee King, Redd Stewart)
Personel
トミ藤山 Tomi FUJIYAMA : Vocal
廣木光一 HIROKI Koichi : Guitar
渋谷毅 SHIBUYA Takeshi : Piano
飯田雅春 IIDA Masaharu : Bass
2024.1.17, 18, 21 東京で録音
♪Jaz.in 017号のCD評より/筆者:小西啓一氏
カントリー歌手,トミ藤山が86歳で取り組んだ初ジャズ作。その唄い口は、何より歌の“素”の力がストレートに伝わり,何とも感慨深い寡間にしてこのトミ藤山と言う女性歌手、ぼくは今回初めて知ったのだが,1950年代初頭からカントリー歌手として,日米双方で活躍して来た大姉御。 本場ナッシュビルでの一大祭典“グランド・オール・オープリー”にも日本人 で初出演(64年)等々,かなりな経歴の持ち主である。本作はその彼女が,86 歳(!)にして初めて取り組んだジャズ・アルバムで,お馴染みのスタンダー ド曲の数々を,カントリー歌手ならではの野太く存在感のある歌声で,淡 として少しの無理もなくさらっと唄い綴ったもの。ある意味飾り気もなく 雄々しくもあるその唄い口からは、波乱の音楽人生を乗り越えてきた闊達さ等も感じられ。何より歌の“素”の力がストレートに伝わり、何とも感慨深い。まさに“滋味”と言った言葉がぴったりな熟達さ。その彼女を名手の廣木光 ーと飯田雅春(共に制作も担当),更に歌伴にも秀でた巨匠の渋谷教,その彼らが敬愛の念を込め優しげにフォローする。セロニアス・モンクの⑧を始め、②⑤等どれもグッドだが,中でも前述のフェスでも大喝采を博し,その後も唄い続けて来たワルツ⑬が、卓抜だし染み入る。

廣木光一NEO QUINTETO @ピットイン
廣木光一g, composition, arrangement
竹内理恵ss, bcl 橋本歩cello 飯田雅春b ヤヒロトモヒロperc
2026.1.22 (木)
open 19:00, start 19:30/¥3,850(税込/1drink付)
@PITINN/03 3354 2024
160-0022 東京都新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1
♪廣木光一作品を即興性 柔軟性に富んだ演奏で繰り広げる廣木光一Neo Quinteto
気鋭のマルチリードプレイヤー竹内理恵奏でるソプラノサックスとバスクラリネットが見事にフィット!
今までに無い新しい音色で廣木作品をお届けします
